リアル店舗だから感じられること
春分の3連休が終わりました。
こうして通常通りに営業させていただけることは、昨今の情勢を思うと改めてとてもありがたいなあと感じます。
連休最終日の夕方のこと。
名古屋に住む15歳の少年がたった一人でお店を訪れてくれました。
聞けば、春休みの大冒険!
京都→山口→広島を一週間かけて一人旅
その締めくくりにお店に立ち寄ってくれたのです。
数年前に、お母様とご縁がつながりとてもお世話になった方の息子さんで
先月、お母様と一緒に来阪されお店でたこ焼きを食べてくれた際に、娘と連絡先を交換していたので連絡をくれたそうです。
長くお店をやってきて、私はこういう瞬間にとても嬉しくて幸せな気持ちになります。
大切なひとの大切なひと同士(家族)が、繋がって仲良くなったり
遠方に住む方達が、私たちやたこ焼の味を思い出してわざわざ訪れてくれること。
これらは、お店をやっていなかったら決して味わえなかった出来事と感情だと思うのです。
初めはやりたくなくて嫌々始めた仕事でした。
毎日の仕事は、決して華やかでもなく地道な作業の繰り返しです。
だけど、当たり前なことを誠実にコツコツと積み重ねた結果、地元の常連さんは元より
今では日本中から沢山の方が訪れてくださるお店になりました。
もちろん、いいことばかりではなかったけれど
全てのご縁と出来事に意味や学びが沢山あって、今に繋がっているのだと感じています。
リアル店舗をやっていて、飲食人で良かったなあって
あの時、お店をやる決断をして良かったなあってそう思えることが、やっぱり幸せだなあと思います。
H君!またいつでも食べにきてね。楽しみにお待ちしています。
ぜひあなたの夢を私に聞かせてください
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